初詣合格祈願 テクニカルエンジニア試験（システム管理）
対象者
情報システム基盤（業務システム共有のシステム資源）の構築・運用において中心的役割を果たすと共に、個別の情報システム開発プロジェクトにおいて、固有技術の専門家として開発・導入を支援する者
役割と業務
情報システム基盤（業務システム共有のシステム資源）を企画・構築・運用する業務に従事し、次の役割を果たす
- システム管理者として、情報システム基盤に関する構成管理・障害管理・性能管理・課金管理・セキュリティ管理を行う。
- 情報システムの安定的・効率的な運用のための改善活動を行う。
- 新規システム受け入れに伴う運用テストとシステム移行を計画・実施する。
期待する技術水準
複雑多様化している情報システムのシステム管理業務に関し、他の専門家と適切に協力しながら、自ら管理技術を適用して総合的にシステム管理を行うため、次の幅広い知識・経験・実践能力が要求される
- 情報システム基盤を安全かつ安定的に運用し管理するための知識を有し、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、施設・設備などの構成を管理し、システム資源の維持と拡張に対応できる。
- 稼働システムのサービスレベル・業務処理量・資源・コストを勘案した性能管理を行うと共に、性能評価及び運用評価ができる。
- 障害の監視・究明・回復・防止に必要な技術を有し、システムの障害管理ができる。
- 実効性の高いセキュリティ対策を実施するための知識・技能を有し、セキュリティ管理ができる。
- システムの利用状況を把握し、適切な課金管理ができる。
- 稼働中及び稼働予定のシステム運用品質の管理水準を設定し、必要な改善ができる。
- 新規システム受け入れに伴う運用テストとシステム移行を計画し、実施できる。
- システム利用者に対して、システム利用及び運用に関する教育計画を立案し、実施できる。
初詣合格祈願 試験の出題形式と試験時間
| 試験時間 | 出題形式 | |
|---|---|---|
| 午前 | ９：３０～１１：００（９０分） | 多肢選択式（四肢択一） 出題数：５０問 解答数：５０問 |
| 午後Ⅰ | １２：３０～１４：００（９０分） | 記述式 出題数：４問 解答数：３問 |
| 午後Ⅱ | １４：３０～１６：３０（９０分） | 論述式（小論文） 出題数：３問 解答数：１問 |
初詣合格祈願 試験の内容（出題範囲）
テクニカルエンジニア（システム管理）試験は午前と午後Ⅰ・Ⅱの３部にわかれています。午前はマークシートによる多岐選択問題で、午後はどちらも記述式問題です。
午前ではテクニカルエンジニアに期待する技術水準に達しているかを知識を問うことによって評価され、午後では期待する技術水準に達しているかを技術の応用能力及び実務能力を問うことによって評価されます。
午前・午後それぞれの出題範囲は次の通りです。 但し、出題範囲は技術やニーズの変化と共に変更されていきます。
≪午前の出題範囲≫
コンピュータシステム、システムの開発と運用、ネットワーク技術、データベース技術、セキュリティと標準化
≪午後の出題範囲≫
- １．情報システム基盤（業務システム共有のシステム資源）の企画・構築に関すること
-
- 資源管理・・・ハードウェア・ソフトウェア・データ・ネットワーク資源管理、構成管理、施設・設備管理 など
- セキュリティ管理・・・セキュリティの基準、物理的セキュリティ対策、システム的セキュリティ対策、管理的セキュリティ対策 など
- 性能管理・・・性能分析・評価、キャパシティ計画 など
- ２．情報システム基盤の運用に関すること
-
- 運用管理・・・運用計画、運用体制・運用スケジュール、データ入出力管理、課金管理・会計管理、障害管理、運用管理システム、ネットワーク管理システム、利用者支援（ヘルプデスクなど） など
- システム評価・・・システム運用標準の設定、サービス水準の設定、システム評価、システム改善 など
- 新規システムの受け入れ・システム移行に関すること・・・運用テストの実施・評価、受け入れ評価、移行計画、移行実施 など
- ３．システム管理技術に関すること
- システム構成技術、システム運用管理技術 など
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