初詣合格祈願 システム監査技術者試験
対象者
被監査部門から独立した立場で、トップマネジメントの視点で、情報システムが経営に貢献しているかどうかを、安全性、効率性、信頼性、可用性、機密性、保全性、有用性、戦略性など幅広い側面から総合的に調査し、あるべき姿を描くことによって自ら形成した判断基準に照らして評価し、問題点について説得力のある改善勧告を行う者
役割と業務
内部監査人として、情報システムを総合的に点検・評価し、監査結果をトップマネジメント及び関係者に説明し、改善点を勧告する業務に従事し、次の役割を果たす。
- 監査計画を立案し、監査を実施し、監査結果をトップマネジメント及び関係者に報告する
- 情報システムに関する内部統制機能の改善を促進し、その実効性を担保することによって、企業経営はもとより、情報社会・ネットワーク社会の健全化に貢献する
期待する技術水準
単に情報処理の視点からだけではなく、情報システムが企業及び社会に貢献できるように改善を促進するため、次の幅広い知識・経験・実践能力が要求される。
- ビジネス要件や経営方針に合致した監査計画を立案できる
- 情報システムの企画・開発・運用段階において、効率的な監査手続きを実施するための監査技法を適時かつ的確に適用できる。
- ビジネスアプリケーションが適用される業務プロセスの現状に関し、その問題点を洗い出し、問題点を分析・評価するための判断基準を自ら形成できる
- 監査結果を論理的に矛盾のない報告書にまとめ、説得力ある改善勧告を行うことができる
- 監査の実施にあたって必要となる情報技術及びその技術動向を理解できる
- 外部環境の変化を捉え、組織の将来像を描き出すことができる。
初詣合格祈願 試験の出題形式と試験時間
出題形式と試験時間
| 試験時間 | 出題形式 |
午前 | 9:30〜11:00(90分) | 多肢選択式(四肢択一)
出題数:50問 解答数:50問 |
午後T | 12:30〜14:00(90分) | 記述式
出題数:4問 解答数:3問 |
午後U | 14:30〜16:30(90分) | 論述式(小論文)
出題数:3問 解答数:1問 |
初詣合格祈願 試験の内容(出題範囲)
システム監査技術者試験は午前と午後?・?の3部にわかれています。午前はマークシートによる多岐選択問題で、午後はどちらも記述式問題です。
午前ではシステム監査技術者に期待する技術水準に達しているかを知識を問うことによって評価され、午後では期待する技術水準に達しているかを技術の応用能力及び実務能力を問うことによって評価されます。
午前・午後それぞれの出題範囲は次の通りです。
但し、出題範囲は技術やニーズの変化と共に変更されていきます。
≪午前の出題範囲≫
コンピュータシステム、システムの開発と運用、セキュリティと標準化、情報化と経営、監査
≪午後の出題範囲≫
- 1.情報システム・通信ネットワーク・システム監査全般に関すること
- 経営一般、情報戦略、情報システム・通信ネットワークの評価、リスク分析と情報セキュリティ、セキュリティポリシ、情報システム・通信ネットワークのリスクとコントロール、内部統制(全般統制・アプリケーション統制・安全統制)の評価、他監査との連携・調整、情報技術動向の把握 など
- 2.システム監査の計画に関すること
- 監査目的の設定、中長期計画書・基本計画書・個別計画書の作成 など
- 3.システム監査の実施に関すること
- 実施準備、予備調査、監査手続、本調査(企画・開発業務の監査、運用業務の監査)、評価・結論、監査調書の作成、監査証拠の収集、システム監査技法の適用、システム監査業務の管理 など
- 4.システム監査の報告に関すること
- 監査報告書の作成、監査意見の作成、改善勧告、フォローアップの実施、年次監査報告書の作成 など
- 5.システム監査関連法規に関すること
- セキュリティ関連法規、プライバシ保護関連法規、知的所有権関連法規、労働関連法規、法定監査関連法規、システム監査に関する施策 など
初詣、お正月に関する逸話、昔話を10話紹介します。